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eKクロス スペース シートカバー

MITSUBISHI
eK X SPACE

eKクロス スペース(イーケイ・クロス スペース、eK X SPACE)は、三菱自動車工業が製造・販売するクロスオーバーSUV軽トールワゴンである。 eKクロス スペースは、eKクロス同様にSUVテイストのクロスオーバーのデザインとしつつ、eKスペースの機能を併せ持ったeKクロスのスーパーハイトワゴンモデルである。 2019年10月23日に第46回東京モーターショー2019にて参考出品車として世界初披露された新型軽コンセプトカー「SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPT(スーパーハイト軽ワゴンコンセプト)」[6]がベースとなっており、2020年1月10日に東京オートサロン2020へ参考出品したタイミングで車名を「eKクロス スペース」とすることが発表[7]されてeKクロスの派生モデルの位置づけとなり、同年2月6日に2代目へフルモデルチェンジされたeKスペースと共に公式発表された[8]。 外観はeKクロス同様、フロントフェイスには「ダイナミックシールド」が採用されているが、Dピラーはリアで上部に切れ上がる「ジェットフィンピラー」とすることでガラスエリアを薄いイメージとし、前後バンパー下部にはシルバーのスキッドプレート形状部を設けている。内装はeKクロス同様ブラック基調となるものの、シート生地はキルティングパターンを採用。メーカーオプション設定の「プレミアムインテリアパッケージ」では、合成皮革とファブリックのコンビシートとなり、ブラウン基調にオレンジのアクセントカラーが配され、eKクロスと差別化されている。 全高をeKクロスに比べて140mm(ルーフレール装着の場合は135mm)高くしたほか、リアシートはeKクロスよりもスライド量が多くなっており(約320mm)、前席を一番後ろに下げた状態でも後席で余裕を持って座れるほどの足元空間が確保されている。また、メーカーオプションで前後席間のウォークスルーを可能にする前席セパレートシートが設定される(2020年12月の一部改良の際に廃止)。後席ドアはスライド式となり、開口幅を広くとるとともに、ハンズフリーオートスライドドア(一部グレードに設定、助手席側は標準装備・運転席側はメーカーオプション)が採用されており、両手がふさがっている場合でもキックセンサーでドアの開閉が可能である。ラゲッジルームは後席シートのスライドを再前端の状態にすることで、48Lのスーツケース4個が積載可能な積載量を持つ。 「MI-PILOT」はミリ波レーダーの導入により、追い越しの際にウインカーを出すと設定速度内で加速してスムーズな追い越しのアシストを行うほか、ワイパー作動時の機能向上やエンジンオフ時でも前回設定した車間を保持するなどした改良型となった。

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